白馬高校
被災地遺構の見学
&他校IACとの交流(都合によりキャンセル)
被災地遺構の見学
&他校IACとの交流(都合によりキャンセル)
1.研修内容
内容:震災遺構の見学
ねらい:
①東日本大震災について改めてどんなことがあったかを知る。
②「震災遺構」の見学や被災者の方からインタビューから震災の被害について学ぶ
③多賀城高校インターアクトクラブと交流し、震災に関わる地域での活動について学ぶ
④震災遺構の見学で学んだことを全校生徒に発表する
2.行程
12月2日(土) 午後 震災遺構 石巻市大川小学校見学、語り部による説明
震災で被害を受けた宿に宿泊し、宿の主人に震災時の津波被害、復興までの様子について話を聞く
12月3日(日) 午前 震災遺構 石巻門脇小学校見学
午後 多賀城高校IACとの交流(都合によりキャンセル)
震災で津波被害を受けて移転した水族館 仙台うみの杜水族館見学
12月21日(木) 白馬フォーラム(全校での学習成果発表会)で全校生徒に向けて研修内容を報告
3.まとめ
・白馬から片道約8時間と遠路ではあったが現地でしか感じることのできない貴重な体験ができた。
・震災遺構の大川小学校と門脇小学校の被害の状況を知ることで、大災害発生時の「意思決定」が多くの人の生命に関わることをしった。
・日本の行政の愚かさを感じた。成功者は称え、失敗者は排除 (2つの小学校の震災遺構としての取り組みを見て)失敗から学ばねば成らないのでは。
・大川小学校の語り部の方や宿泊した宿の主人など、震災の被害で身近な方を亡くした人の話を直接現地で聞くことで、文献や映像資料では分からなかったリアルな感情を知ることができた。
・多賀城高校IACとの交流は実現できなかったが、多賀城高校で独自の取り組みとして1月に震災メモリアルデイという行事を行っていることを知った。来年度以降で参加してみたい
4.生徒の感想(代表2名より)
2年 Mさん
【大川小学校の感想】
・校舎の2階の天井は剥がれ落ち、窓ガラスもボロボロで、どれだけの被害だったのかを実際に見ることが出来た。
・渡り廊下のコンクリートの柱がボロボロに崩れていて怖かった。
・語り部さんの、「逃げてください」という言葉が凄く重く感じた。
2年 Tさん
【門脇小学校の感想】
・展示されていた動画の中に実際に被害にあった方々のインタビューがあり、凄く重く感じた。
・潰れた消防車や、焦げた黒板などが置いてあり、とても残酷だなと思った。
・避難が迅速で死者が出なかったことがすごいと思った。
5.参加者
白馬高校IA生 10名
顧問教師 浅井勝巳先生
RC 宮尾 英明、中澤小百合